では今からデバッグをしていきましょうね。ええと、まず稟さん、ループの設定はしていますか?ほら、していませんね。このムービーはだいたい5フレームぐらいで十分ですので、4フレーム目のフレームスクリプトにgo to the frame -3って書いておいてくれますか。
あれ?go to the frameって書くのがふつうじゃないんですか?
私もよくわからないんですが、どうもgo to the frameの記述ってのはまずいらしいです。一応安全の為にgo to the frame -3って書いておきましょう。これは3つ前のフレームに戻るという意味です。
はい、フレームスクリプトのところに書き込みました。さて、これでどうだ……?あれ?何も起こらない……あ、そうか、さっき作ったハンドラを書くのを忘れた。ええと、じゃさっき3フレーム前に戻るスクリプトを書いたので、フレーム2のところにでも書き込んでおこう。確かmoveのハンドラは引数を一つつけて書くんだったわね。
on exitframeこれでどうだっ!……あれ?また何も起こらない……しくしく
move 10
end
ほら、稟さん、パペットスプライトで肝心なことを忘れていませんか?そう、パペット宣言ですよ。
あ、そうか!じゃムービー開始時にパペットにしておきましょう。
on startMovieこれでどうだっ!……あ、動いた!いぇ〜い!……でもやっぱり何かヘン。
puppetSprite 10,TRUE
end
ほら、シェイプで作った四角形がおかしいんですよ。大きさが50*50になっていないでしょ。
でも……シェイプキャストの大きさってビットマップの変換ができないでしょ。どうすればいいんでしょうか?
これもLingoで処理しちゃいましょう。スプライトの大きさも決定できるんですよ。ムービー開始時に設定しておきましょうね。横幅のプロパティはthe width of sprite ...高さはthe height of sprite ..で記述します。
on startMovieってな感じに書き足してみました。これでどうかな?
puppetSprite 10,TRUE
set the widht of sprite 10 to 50
set the height of sprite 10 to 50
end
おお、ちゃんと動いている!さ、これからは「クリックをすると点が入る」という設計ですね。
はい、その通りです。でもこれはとても簡単にできますよ。稟さんも考えてみて下さい。
え?私がですか……難しいなぁ……そもそもこれはどこに書けばいいスクリプトなんだろうか?ううむ……フレームスクリプトでもないし……あ、そうか、キャストに埋め込めばいいのだ!そうそう、確かキャストスクリプトでやればいけるかもしれないわ。ええと、キャストウィンドウで、スクリプトをうめこみたいキャストを見つけて……あった、これだこれだ。最初につくったこのシェイプキャストにスクリプトを書き込めばいいんですね!
そうです!でも、なんて書き込みましょうか?