オシドリに驚愕

オシドリに驚愕

先日、気持ちの良い朝に何気なくチャンネルを回していたら、目にも鮮やかな鳥が映っていた。
普通なら通り過ぎるのだけど、ナレーションで「オスのオシドリは…」と流れ、持っていたリモコンをテーブルの上に置いた。

「オシドリ夫婦のオシドリって、こんな派手なんだぁ」と色とりどりの羽を身につけた姿を見ながらそう思ってたら、そこにメスが登場。
「ええっ!これがメスなの!」と驚いた。
オスとは全く違う外観。
茶系でふつうな水鳥。
なんか言いようのないショックを受けた。

オスの派手ハデな姿は冬だけのものだそうだ。

「♂は、冬羽がカモ類中、特に鮮やか。
三列風切の内側の一枚は、大きな銀杏の葉の形をしたイチョウ羽となる。
嘴は紅色で、先端が白色。
頭頂は金緑色で、後頭部の羽毛は長くのび、白色と赤栗色が混じる。
背は暗褐色で、肩羽は藍黒色と白色が混じる。
眼先は淡い黄褐色で、頸側には栗色の細長い羽毛がある。
胸は紫黒色で、胸側には2本の白帯があり、腹は白い。」
オシドリの生態
「Nature Photo Gallery,越智伸二」より

紅色、白色、金緑色、赤栗色、暗褐色、藍黒色、黄褐色、栗色、紫黒色…異なる色を見事に一羽にまとめて、しかも厭らしくないなんて、すごいわ。