Mac mini のハードディスクが壊れ、バックアップがなくて、ショックでしばらく惚けて、覚悟を決めて内臓HDDを交換してもらってまっさら状態からリカバリを開始して、半年が過ぎました。
普通に使えるまでにアプリケーションやデータを復旧しましたが、残っていたのが「写真」データ。
実は、Flickrにこれまで撮影したすべての写真を保存してました。
Flickrに転送するのは面倒ではなく、Eye-Fiの設定で自動転送するように設定していたのです。
これをしてなかったら、今頃どうなっていたことか‥‥
詳しくは、Eye-FiのWebサイトを参照してください。
Eye-Fiカードからの写真はすべて自動転送されてしまうので、「プライバシーの設定」を「プライベート」か「家族」にしておきましょう。
「設定に追加する」の項目もオンにしておくと、撮影日ごとのアルバムを自動で作ってくれるのでいいです。
実は、この「設定に追加する」をオンにしていなかったために、時間はかかるし、苦労しました。
Flickrからダウンロードできるツールを探す
いろいろなアプリケーションやブラウザのアドオンが配布されていますが、採用条件は、
- Macで使える
- 撮影した情報も取得できる
Exif (Exchangeable Image File Format)情報のことです。 - 撮影日ごとに分けられる
- オリジナルサイズでラクにダウンロードできる
- 無料!
です。
Downloadair にしよう
Bulkr も無料で使うことができるみたいですが、今回は、Downloadair にしました。
Downloadair は、AdobeAir上で動くので、MacもWindowsも関係なく使うことができます。
しかも、「Account backup」で、アルバムの写真もアルバムに保存されていない写真も一括ダウンロードができるのです。
Exif情報も取得されるし、ダウンロードされたファイルのファイル名には、写真のタイトルが入っています。
日本語の文字化けもありませんでした。
インストールは、
- AdobeAirをインストールする。(最新版にしましょう)
AdobeAir ダウンロードページ - Downloadair をダウンロードしてインストールする。
Downloadair ダウンロードページ
インストールが終わって、Downloadairを起動するとFlickrへのログインを求められるので、クリックして進みます。
Flickr の Camera Roll(ベータ版)を使ってアルバム作成
こまめにアルバム作成をしていたり、Eye-Fiセンターでアルバム生成のオプションをオンにしていたら、この作業は不要だったのに‥‥‥。
ひょっとしたら自動でアルバム生成してくれるツールもあるのかもしれませんが、今回は手作業で撮影日のアルバムを作成しました。
Flickrは検索機能があまり良くないため、すっごく面倒な作業になると思っていましたが、運のいいことに、最近、Flickrで「Camera Roll」の機能が追加されたのです。
撮影日順でサムネイルが表示されるのです。
撮影日の横の「Select All」をクリックして、「Add to album」で撮影日ごとのアルバムを作成します。
約2年分のアルバムを3時間ほどで作成しました。
Downloadair で一括ダウンロード
一万枚以上の写真があるので、ダウンロードに時間がかかりますが、アルバム名がそのままローカルPCのフォルダ名になるので、超便利!
今回、ダウンロードしてみましたが、ダウンロードした合計サイズは約13GBありました。
全部ダウンロードするまで約1日かかりました。
ダウンロード中は、PCの電源が落ちないようにしてやりました。
PCの設定で、ディスプレイはオフになるようにしていましたが、ダウンロードが止まることはありませんでした。