地域の分別ゴミについて学んできました

地域の分別ゴミについて学んできました

地域の「ごみの分別」の勉強に行ってきました。

福津市の分別ゴミは15種類。
ライターは「金属混合物」になるのですが、専用ボックスに入れるから厳密には16種類ですね。
また、自治会で廃品回収(新聞、雑誌、アルミ缶、一升瓶、ダンボール、古布)も行っているので、それらを分類することを考えると約20種類くらいです。

なぜ分別収集をするのか?

その基本理念は3つ。
「資源の循環」「ゴミの減量」「環境負荷の削減」そして、分別収集をすれば『お金』(市の収入)になるのです。

10年以上前、福津市(当時は福間町)で暮らし始めた頃は、その多さに戸惑いました。
まず始めたのは、分別用のゴミ箱やゴミ袋の準備です。
日頃多く廃棄されるプラ容器や発泡トレイ、かさばるペットボトルなどのゴミ箱は大きいものにして、あとは小さい袋や分別ゴミ箱の中を仕切ったりしました。
1〜2年は面倒だったりしましたが、今はパパッと確認して捨てています。
分けてあると、月1回の回収日もスムーズに出すことができます。

分別収集の中でとてもありがたいのが、可燃粗大(ソファや家具など)や不燃粗大(電子レンジや掃除機、自転車など)です。
大都市では、大きさに応じてお金を支払って回収日に出すことが多いと思いますが、今のところ無料。
リサイクルに出せないものとか、処分が面倒だな、と思っているものも回収場所に持って行くだけです。

分別をしていると、「洗って乾かして捨てる時間(心のゆとり)がない。可燃ゴミに出したい」というときもあります。
今日の講師役だった市の担当者さんは、そういうときは可燃ゴミでも構わないとおっしゃってました。
大事なことは「無理なく続けること」だそうです。

分別の回収日は月1回で、地域でお当番さんが出て回収ボックスを並べたり交換したりしています。
市では、分別収集を通して地域のコミュニケーションを良くしたいとも考えているそうです。
分別ゴミを出しに来た人が、分別を間違ったとき「これダメよ!」とつきかえすのではなく、「今日はコチラで分別しますが、次から間違えないようにお願いします」とやさしく対応してください、と担当者さんがおっしゃってました。

来年度(平成28年度)から、分別ゴミのルールが少し変わるそうです。
大変になるというより、むしろ分別しやすくなります。
詳細は広報誌3月15日号で!