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2007年11月01日

アラン・ケイの言葉を思い返す

今日は会議が二つ。1号館と研究室を2回往復した。学内は香椎祭(文化祭)の準備でにぎやかだ。僕はこのようなお祭り騒ぎはきらいではない、むしろ好きだ。いつもの学内と違う雰囲気が感じられるだけではなく、普段の学生さんの姿と違う姿が見られるのが楽しい。

研究以外の時間は、統計と格闘。「やっかいなヤツだけど、仲良しになっておくといいことが有るかもしれない」「イヤなヤツだけど、ひょっとしたらいいヤツかもしれない」と思いながら時間を過ごす。まだ世間話ができる程度かもしれないが、昨日よりも仲良くなったと思う。

この研究はまだ始まったばかりだが、その遠い、遠い、とぉーい先にあるものへ続くはず。

アラン・ケイの言葉で「The best way to predict the future is to invent it.(未来を予測する最善の方法は、それを作り出すことだ)」というのがある(出典)。以前紹介したサッポロビールの「つくるしかない」にも同じものも感じる。最近、このような「作り出す」ということの本質を考え直すようになった。

以下、一人コント。

A:するとあれかい、今は「作る」ということが軽んじられてるとでも言いたいのか?
B:うん、そうなんだ。
A:いやいや、何を言ってるんだおまえは。周りを見渡してごらんよ。現に大量のものが作られているじゃないか。
B:確かに、そうかもしれない。工業製品は色々なものが作り出されているし、情報もいろんな情報が発信されている。そんな状況を見ると、そういう反論もあるかもしれないが、どうもその「作る」というのが、表層だけのような気がしてならない。
A:表層だけって?
B:つまり、すでにある道具を使って、作り出されるものは多いのだけれど、道具そのものを作るということが少ないように思うんだ。たとえばコンピュータでいうと、ホームページ制作ソフトを使って作り出されるページは色々とあるけれど、ホームページ制作ソフト自体を作るってことが少ないじゃない。
A:だって、そんなムズかしいことできるわけないじゃん。
B:そう、そこなんだよ。僕が危惧しているのは。コンピュータって最初はみんながソフトを作って、自分のやりたいことを実現していたじゃないか。でも、今ではA君が「難しい」といったように、ソフトを使ることが難しくなっちゃったんだ。コンピュータが進化しているのに、難しくなるって、なんだか不思議な感じがしないか?
A:確かにそうかもしれない。性能もよくなってきているのに、難しさが倍増してきているような気がするよ。ソフトの使い勝手はよくなって来たようにも思うけれど、簡単か?と言われるとソフトによっては昔のほうが簡単だったように思えるものも無くは無い。
B:じゃ、今のコンピュータでの進化って、何なんだろうね。
A:うーん
B:で、そんなことは置いといて、
A:置いとくのかよ!
B:そんな時代だからこそ、ソフトを作り出す喜びみたいなものを、もう一度思い出してみないか?

……というわけで、新しいものにチャレンジしている今日この頃です。

■閑話休題
R0013103.JPG

昔撮影した時には、どうってことなかったのに、最近になって改めて見返すと「いいな」と思えるものがある。不思議だ。

熊本の菊池渓谷にゼミ旅行に行った時の写真。

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