穴掘り

20040201.jpgやや「コマネチ」
よくマンガとかで、人が落ちるぐらい大きな「落とし穴」を掘るシーンがあるが、あれはとんでもない重労働だと気づいた。
というのも、今日は庭に家庭菜園を作るために穴を掘ったからだ。
大きさは1間X1間、つまり1坪ほどを30cmほど掘り下げる。いやー、これが大変だ。土というのはこんなにも重いものだったのか……。
ザックザックと鍬をいれ、スコップで運び出す。甘食のような土の山が高くなっていくにつれ、土の重さが腰にくる。
土を運び出した後は、地下10cmぐらいのところにレンガを置くための土台を作る。水平を計ったり、土を固めたり、かなり気を使う。最初はうまくいかずにイライラしたが、だんだんと手馴れてくると楽しくなる。
そういえば、こんなに土に真剣に向き合ったのは、小学校の時以来だ。土の匂いとか、感触とか、20年ぶりぐらいに思い出したような気がする。
別に感傷に浸るつもりもさらさら無いが、土をいじるのは結構楽しい。また来週も穿り返してみようと思う。
■閑話休題
レンガを積んだあと、セメントでレンガを固定した。左官コテを使ってセメントを塗っていく。この作業、一見簡単そうに見えるが、やってみると難しいんだろうなと思っていたが、実際のところは尋常じゃなく難しかった。
頭の中で理解しているだけではなくて、実際に体験してみるといろんなことが分かる。本当に。
そう考えてみると、ぼくの頭の中にある知識で、果たして体験によって得られたものはどのぐらいの割合なんだろうか?
体験していない知識というのは、どれほど「本当に理解」しているのだろうか?よーく考えてみようと思う。
■続・閑話休題
今日の写真は近所のクリーニング屋さんの看板。スーツの絵がそこはかとなく趣深い。

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