思いきって電話してみる

「世界の子供たちにラップトップパソコンを贈ろう」というプログラムがある。MITメディアラボの創設者である、ニコラス・ネグロポンテの行っている活動だが、とても興味深く、何か貢献したいと思っている。
この配布するPCはXOと呼ばれている。一見するとおもちゃのようだけど、ハイビジョン並の解像度のモニタとか、防水防塵の構造とか、無線LAN内蔵など、なかなか凄い性能を持っている。かねてから研究用に一台入手したいと思っていた。しかしながら、発展途上国の子供へ配布されることを目的としているので、先進国では入手ができなかった。
しかし、12月31日まで「Give One Get One」というキャンペーンを行っているようだ。これは一定の金額を払えば1台を手に入れることができて、さらに自動的に1台は途上国へ寄付されるというものだ。
このキャンペーンで購入できるのは、発送の関係からカナダと北米に居住している人だけに限定されるようだが、なんとしても入手したいので、知人であるK君の妹さんのお世話になっている人のLさんの好意に甘え、送付先の住所として使わせていただくことになった。
支払いはオンラインでPayPalを使って行う。しかし日本で発行されたVISAカードの場合、支払い先がアメリカの住所の場合、セキュリティの関係でうまくいかない。認証の為だろうか、アメリカの銀行口座番号の登録が求められ、それ以上先には進むことができなくなってしまった。
そこで、大阪大学院生のM氏のアドバイスを受け、アメリカに直接電話をして申し込むことにした。かなりドキドキしながら、Skypeを使って電話をしてみたが、予想外に音質も良く、うまくやりとりをすることが出来たと思う。
ふぅ。
■今日の一枚

美しい模様だ。