肥大化するアプリケーション
「アビリーン・パラドクス」というものがある。これに似たような状況が、最近のソフトウェアの世界でもあるのではないかと思えてならない。
ここ数年はやたらにアップデートがあり、その度に機能が増えていく。しかしそれと引き換えに、起動に時間がかかったり、メモリ使用量が増えたりする。正直、ちょっと食傷気味だ。Ad●be社とかMicr●s●ft社とか……。
確かに、肥大化するアプリケーションにはうんざりだが、「常に更新する」ことにより収益を上げるビジネスモデルになっていると思うので、それはやむを得ないことだと思う。でも、そろそろ別の方法を考えてみる必要があるのだろう。例えばオンラインで使えるような小さなアプリケーションにして、その使用権を販売するとか(一カ月あたり300円ぐらいだと、払ってもいいかなと思う)どうだろう?
Officeも、きちんとした書類を作成する時以外には、滅多に使わなくなった。申し訳ないが、Googleドキュメントで十分。むしろパソコンよりもポメラとか(昔懐かしい)モバイルギアとかで十分。オアシスポケットだったら、もう最高。
余談になるけど、僕の中では、今でもモバイルギアの評価は高い。きっと復活したら売れると思う。少なくとも僕は3台買うだろう(使うためのもの、予備のためのもの、保存用)。あと、伝説の名機「オアシスポケット」が再販されたら、10台ぐらいまとめ買いすると思う。親指シフト使いには夢のようなツールだ!!
ハードもiPod Touch程度のものでも、普段のネットとかメールでは困らなくなってきた。最初は「こんなので使えるのか?」と思っていたが、実際使ってみると便利で手放せない。もっとも、iPod Touchは起動の速さというメリットも大きいと思うが。
昨日の日記でも書いたけれども、そういう観点から色々なものを見直してみると、新たな発見がありそうだ。