大震災から20年@139日目
今日は僕にとって忘れる事のできない日.阪神淡路大震災から20年が経った.
あの震災は多くの方々の人生に大きな影響を与えたと思うが,僕の人生にも大きな影響を与えた.
以前の日記にも書いたかもしれないが,「一流大学の学生である自分に満足し,自信に満ちあふれた」「クソ生意気な馬鹿野郎の世間知らず」だった僕が,自分の無力さを痛感させられた一日だったからだ.
目の前の潰れた家の下に人がいる事がわかっていても,どうすることもできないこの自分の無力さに,怒り,あきれ,自分の存在意義そのものもわからなくなってしまった.
自分は何の為に居るのか,何の為に大学で勉強しているのか,何のために今ここに居るのか?答えのすぐに出ない問いがいくつも僕の頭に浮かび,そして消える事なく今の僕の頭で問いかけ続けている.
答えはまだ出ていない.探しつづけている最中だ.
ともかく多くの事が,この地震の前後で変わった.その流れの続きに,今の生活があるのだと日本の方向を向いて思い直した一日だった.
合掌.