年間ありがとうございました

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今日は勤務している大学の卒業式が執り行われた。式の後、謝恩会に招かれたのだが、本当に先生になって良かったと思える時間を過ごすことができた。
まだまだダメ教師なので、学生のみんなに上手く伝えられなかったこともあるし、僕の未熟さが学生の成長を援助することができなかったかもしれない。
しかしそんな僕に対しても、多くの学生さんから感謝の言葉を頂戴し、熱く語り、将来の夢などについて語り合うことができた。
 そうか!!先生は「教える」のではなく「学生と一緒に学ぶ」んだ
と、僕はほろ酔いの頭の中で反芻しつづけていた。スーツやドレスに身を包んだ、いつもとは違う一面を見せている学生と話しをしていくうちに、彼らが学生ではなく一人の人間として、何だか大きく見えてきた。先生とか学生とか、そんな制度上の枠なんて、酩酊してきた僕にとっては何の意味もなかった。人間と人間が向き合い、共に切磋琢磨する。その原点に気付かされた。
最後に素敵な花束を頂戴した。鳴きそう、もとい、泣きそうになった。
もう全員が同じ教室に集うことは、今後無いだろう。
みんなと出会えた偶然……天文学的な数字の末に出会うことができた運命。当たり前だったことが、如何に貴重な事であったことか。
みんな、4年間本当にありがとう。
■閑話休題
帰りに花束を持ちながらバスを待っていたら、見知らぬおじさんから話しかけられた。住宅金融公庫に勤務されている方だったが、花束をもらった状況、先生という仕事、歓送迎会の話など、しばし世間話に花が咲いた。とても豊かな気持ちで家路につくことができた。
今日は色々な花に囲まれた日だった。

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