お粥を2杯食べる(学会3日目)
もはや題名は単なる食べたものメモになってしまっている。ということで、学会3日目で最終日。今日は発表がある。
朝4時に目が覚め、発表用スライドの最終調整。朝食はお粥を2杯食べる。けっこうおいしい。
チェックアウトの準備などをしつつ、スーツに着替える。暑いのか寒いのかよくわからないので、上着がいるのか長袖がいいのか悩む。バスに乗り大学に向かうが、早すぎたせいかまだ開場していない。ベンチに座ろうと思ったが、雨が降ったためベンチが濡れていて座れない。結局、屋根付きのベンチは喫煙所しかなかったので、タバコも吸わないのに喫煙所で座って時間が過ぎるのを待った。
発表をした。何だか僕の発表内容が浮いているような気がしたのは否めない。しかしそれがきっかけとなり、今後の研究に大きな灯明が見えた気がする。某大学の先生ともお話をすることができたので、何だか研究が楽しくなってきた。こんな感覚、久しぶり。
午後の発表も拝聴した。
その後長野駅に向かい、福岡に帰らずに、奥さんの実家のある妙高高原に向かった。寝過ごしそうでヒヤヒヤしたが、無事に下車することが出来た。
妙高高原駅からは、義母さんが迎えに来てくれた。軽トラの荷台にトランクを積んで出発した。家に着きキュウリとかウリをご馳走になった。すぐそこの畑で獲れたものは美味だった。やはり鮮度はかなわない。
家族で集まって夕食となった。雪中梅をたらふく飲みつつ、キノコの話や熊の話で盛り上がった。キノコの話で興味深かったのが、毒きのこの定義というのは曖昧な部分があるというもの。今まで食べていたキノコが毒きのこになってしまったことがあったり、地域によって食べるキノコの分類が違うというもの。義兄さん曰く「壮大な人体実験の結果」とのこと。
熊も最近のツキノワグマは月の輪が消えてきているらしい。それに伴い人間を怖がらなくなってきたらしい。「月の輪=ワイルドさの象徴」なのかと思った。
あと「ぬけおち」という美味なるキノコの話を初めて聞いた(正式名称はエゾハリタケというらしい)。明日の朝ご飯でご馳走していただくことになった。
やはりその場所に行かないと分からない知識というものがあるのだ。ネットはその方向を指し示すのみで、本質を知るには行動が必要だと思った。
楽しみで眠れない……と思ったが、風邪薬を飲んだあとぐっすりと寝てしまった。
■昨日の一枚
長野市内にて撮影。こういう路地は最も味わいがあって好きだ。
きょうは信州大学定義ー!
難しいけれど、がんぱって定義してね。