綱渡りの日々@7日目

先日の夜中に「あなたはうちのホテルを予約してたけど,部屋は今のところないよ.明日の朝にParliamentに連絡してみて」というメールをもらって,全身の血が逆流するような気分になった.

心の中では「どどどよよよん」と動揺しまくっていたが,今自分がなんとかしないといけないと腹をくくって,メールをしてみた.

「Parliamentって国会のこと?そこまで連絡しないといけないの?困ったなぁ」

というメールを入れつつ,予約をするのに使ったサイトにも,しどろもどろながら「どないなってんねん」とメールをしてみた.もう恥も外聞もない.自分の思っている考えを伝えないといけない状況なのだ.

しばらくすると返事が来た.かなり丁寧なメールで詳しく解説してくれた.少し安心して眠りにつくことができた(夜中の4時ぐらい).

んで,翌朝の8時に早速電話.新しい部屋の番号を言われ,なんなく問題をクリアした.え?これでいいの?というぐらいあっさりと.

次に,ツーリストチケット(定期)を購入しにヘルシンキ駅の地下に行った.なんだか早口で応対されて,何が何だかわからなかったが,なんとか購入成功.ホテルまでの帰り道は,早速トラムに乗って帰った.便利便利.

次に,今日支払う家賃をATMから下ろす.OTTOというのがこちらのATMになるのだが,英語のインターフェイスで簡単に操作できた.一度に引き出すことのできる上限が400ユーロだったので,数回に分けて引き出した.これも難なくクリア.

次に大学に向かった.大量の荷物を持って移動しようとしたが,雨が降ってきたのでタクシーを使った.かなり罪悪感を感じた.罪悪感の具合を数値化するとしたら,ペットボトルを一般ゴミで捨ててしまった時の気持ちを1とすると,30ぐらいだった(よくわからん).

必要な書類を提出した.Annaさんに大変お世話になり,各所への手続きをしていただいた.

12時30分にTiinaさんと会って,家賃を支払い,その後Naokoさんと話し,ボールペンを返却してもらい,13時からonniのトレーニングに参加した.

onniとは学内のイントラネットで,非常に優れたシステムだった.SNSとグループウェアを足したようなシステムだったのだが,コンテンツ量と丁寧さを見て唖然とした.正直こんなに進んだシステムだとは思っていなかったので,驚いた.

1時間ほどで説明は終わり,その後はAnnaさんと遅めのランチ.

その後で自分のデスクに戻ると,綺麗に片付けてくれていた.ようやく自分のデスクを与えられて,ここで1年間過ごすという実感がわいてきた.

大学を後にし,バスに乗り先日契約した部屋に向かった.バスはアナウンスも何もないので不安だったが,場所も迷わずに無事に部屋に着くことができた.

部屋に着き,荷物を置いて再びバスに乗りホテルに戻った.

途中で,dnaのプリペイドカードを購入し,20ユーロ分の通話を追加した.

かなりへとへとになった.写真を撮る余裕なんて全くない.すいません.

明日は「電力会社との契約」「電気洗濯機の店を探す」「住宅保険への加入」「インターネット回線の契約」という手強いタスクが待っている.がんばらなくっちゃ.

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綱渡りの日々@7日目” に対して2件のコメントがあります。

  1. ken より:


    レー
    、フレー、









    政権交代後、こちらは「古いモノ」と「新しいモノ」の区別が非常に分かりやすくなってきました。先生が帰ってきた時は、相当に空気が変わっているはずです。それまでかもめ食堂的「おにぎり」でも食べてがんばってくださいね。

    1. Akira より:

      /|\木木さん>
      この前の選挙デーでは夜遅くまでご活躍されたことと思います.お疲れ様でした.
      ちょうど政権が変わった頃に日本を離れたので,今日本がどうなっているのか気になって仕方ありません.
      おそらく廃藩置県とか,帯刀禁止令などが可決され,きっと大騒ぎになっているのではないでしょうか.
      これは私の予言ですが,「ハイカラ」という言葉がはやると思います!!

      ……とボケはこのぐらいにして,書き込みありがとうございました.時々は日本食を食べてがんばろうと思います∈^0^∋

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