卒業式と謝恩会
今日は大学の卒業式。マリンメッセにて執り行われ、みんな大学を巣立っていった。ゼミの皆で写真を1枚撮影した。これで皆ともお別れだと思うと、なんだかまだ実感がない。これからのこととか、色々と話をしたかったが、友達同士での積もる話もあるようで、邪魔をしては悪いと思ったので、タイミングを見てその場を去った。結局一言も話をしないままだった人も居て、なんだか残念。
今年は2年ぶりに謝恩会が行われ、へっぽこ教員の私だが、ご招待戴いたので参加した。司会のお二人達のおかげで、とても楽しい会となった。ありがとうございました。皆でカラオケに行ったのも、あれが最初で最後なのだなと思いつつ、戴いた花束を抱え帰途についた。
最後の挨拶で言った「当たり前だと思っていることは、当たり前でないことに後で気付く」について、自分で言った言葉なのに、なんだか嬉しいような、寂しいような、なんというのか、春の夜のような、寒くもなく、暖かくもなく、ほのかな希望を感じさせるような、そんな気持ちになった。
決して私は良い先生ではなかったし、恨まれたり疎まれたりすることもしてきたと思います。他の先生と比較すると、何一つ良いところは有りません。そんな私でも、卒業に際して感謝の気持ちを頂戴できるような、そんな仕事をしてきたのかと思うと、やはり嬉しいものです。ありがとうございました。