ドロナワメソッド@79日目
今日は英語でのプレゼンの日.いつも授業では学生に「予定をたてて計画的にやろう!」なんて偉そうに言っている僕だが,自分のプレゼンとなると「なんだか気が乗らない」という理由でなかなか手を付ないでいるのだ(このブログは学生はほとんど読んでいないので大丈夫だと思うが……).
しかし今日がプレゼンということで,朝6時すぎのバスにのり大学に向い15時からの授業に間に合うようにプレゼンの準備をすることになった.
こういうのを『泥棒来てから縄を綯う』略して「泥縄式」というが,どうもイメージがよろしくない.ナウなヤングに受けるためにはイメチェンを図って「ドロナワメソッド」と読んでみてはどうだろう?ってなことを考えていたら10時になった.
やばい!!
さて,そのドロナワメソッドで何とかプレゼンスライドを作成し,英文の虎の巻……これも言い方が古いな,タイガーロールを作りプレゼンに備えた.
その結果,プレゼンはなんとか終了.多分みんなには「英語の下手な外国人が,なんだかしどろもどりになりながら説明していたけど,うーん,まぁこんなもんかなぁ」というレベルだったかもしれないが,ともかくプレゼンは終了.
さて,その後がちょっといつもと違っていた.
Markkuが「今日はテキーラを持ってきたから皆で飲もうぜ!」とSysRep(僕の所属してるチーム)のメンバーに声を掛けていたのだ.その結果,Lily(教授)とBlanca,Lauraのスパニッシュ3人娘とMarkkuとAbhigyanとAkiraの6人でテキーラを飲み始めた.
ちなみに,スペイン語……3名,ヒンディー語……1名,フィンランド語……1名,日本語……1名という母国語割合なので,必然的に英語しか共通言語がない…….メディアラボでは英語が標準語になっているが,おそらくフィンランドの大学では全ての学生が英語を話せると思う.
さらにちなみにMarkkuはフィンランド語,スウェーデン語(少し),英語,スペイン語を話すことが出来るらしい.でも普通の人でも3カ国語OKという人は珍しくはない.
ちゃんとライムと塩とタコスチップが用意されていて,本格的な飲みを楽しむことができた.
その後Mikaも加わりだいぶにぎやかになった.テキーラが終わったところで一時的にお開きとなり,研究室に戻って仕事に取りかかろうとしたら,Markkuたちがヘルシンキの中央駅あたりで2次会をするということで誘ってくれた.
その後3次会まで一緒させてもらったが,一つ気付いたことがある.それは「酒に酔うと洋の東西を問わず話の内容は同じである」ということと「適度な酒は会話を楽しくする」ということだ.
Markku達とまじめに教育問題について語ったと思ったら,数秒後にはあんな話やこんな話になっていたりする.
ついついコミュニケーションを取るのを怖がっていた僕だが,そんなことをしても何の得にならないことを実感した.積極的に……とまではいかないが,なるべくこちらから話しかけるようにしてみようと思ったのであった.