まいたいテーブル用地図データの作成方法
国土地理院の「地理院地図」を活用して地図画像を書き出します。この「地理院地図」ですが、個人的に大好きなサイトで、たくさんの地図を見ていると、あっという間に数時間経っていることも珍しくありません。
まいたいテーブルではオフライン(インターネットにつながっていない状態のこと)でも動作するように、地図を画像で記録して利用しています。この画像作成には、国土交通省の「地理院地図」ウェブサイトを活用します。地理院地図は非常に高機能なため、画像編集用ソフトがなくても大丈夫です。
なお、本ページで紹介している画像は、全て国土地理院の「地理院地図」の画像です。また、国土地理院の地図利用規約に基づき、画像を利用しています。
1、地理院地図のサイトにアクセスする
地理院地図は https://maps.gsi.go.jp/ からアクセスできます。
2、表示したい場所の住所か名称を入力する
画面上部の検索フォームに、表示したい地域の住所、もしくは名称を入力します。該当する箇所があると候補が表示されるので、クリックします。クリックすると、その位置を中心とした地図が表示されます。
3. 縮尺などの調整を行う
地図として表示させたい範囲を調整し、ちょうどよい範囲に収めます。左下にある「+」「-」ボタン、もしくはマウスホイールなどを調整して、ちょうどよい大きさを選びます。
4. 画像として書き出す
ではいよいよ画像として保存します。地図右上にある「機能」から「ツール」を選択し、「画像として保存」をクリックします。
すると、どの範囲を保存するのか入力するウィンドウが表示されますので、「範囲を選択」を選び、大きさに「1920」x「1080」と入力し「上記の範囲で画像を生成する」を選びます。
画面表示が替わり「ファイルを保存する準備が整いました」というダイアログが表示されます。ここで「画像を保存」をクリックすると、画像がダウンロードされます。
なお、地理院の地図を使用していますので「画像に『地理院地図」クレジットを表示」は選択すべきですが、今回は選択していません。その理由ですが、まいたいテーブルではプログラムの方で「地理院地図」というクレジットを表示する設定になっているためです。画像を拡大表示した際にも「地理院地図」のクレジットが表示されるようにしています。
5.書き出されたデータを確認する
先程の作業で、データが画像として保存、もしくはダウンロードされます。ファイル名がimgで始まり、その後は年号等の数値が続く長い名前のPNGデータ見つかるはずです。
以上が、地理院地図を用いた地図画像の書き出し方法です。
地理院地図は多種多様な地図を表示することができますので、展示にふさわしい地図を探してみてください。「おすすめの地図」では、水による災害の減災に役立つ地図を紹介しています。