概要
まいたいテーブルを、タッチスクリーンで動作するように改良したものです。コントローラーをお持ちの場合は、こちらのページで動作を確認できます。
2018年から開発をはじめ、2019年型では、完全にネットワークに対応し、全国どこでも使えるようになりました。
ソースはすべてGitHubにて公開しています。お恥ずかしながらまだGitHubに不慣れなため、よくわかっていない部分がありますが温かい目で見守って頂けると幸いです。
データの入手方法と使い方
- Webベースで動作するので、Macでも、Windowsでも、RaspberryPiでも動作します。
- ブラウザは、できればChromeをお使い下さい。
- GitHubのリポジトリからデータをダウンロードして頂き、maitai.htmlを起動すれば動作します。ダウンロードとインストールの方法はこちらにまとめました.
操作方法
- 使用できるコントローラ
- MicrosoftのXBOX用コントローラーで操作します。Amazonなどで購入できますが、純正でなくても動作しました。
- Windowsの場合は、そのまま繋ぐと動作するようです。
- Macの場合は、https://github.com/360Controller/360Controller/releases から、XBOXコントローラ用の拡張機能を読み込みインストールをして下さい。私の場合は、Mac OS 10.15.1 環境で、360Controller 1.0.0-alpha.5 が正常に動作しました。
- 移動方法
- 左のアナログスティックで、地図を東西南北に移動します。傾きが大きければ大きいほど高速に移動します。
- 奥の方にあるボタンで上にあるもの(LB、RBボタン)はズームインとズームアウトを行います。
- ズームの操作
- 標準地図の場合、ズームレベルは2から18で表示されます。その他の地図も、それぞれに適した倍率に自動で制御されます。
- 左の十字キー
- ベースマップ4種類を切り替えます。
- 色の濃い地図は「標準地図」、色の薄い地図は「淡色地図」、傾きの地図は「傾斜量図」、赤青メガネで立体図は「アナグリフ」を表示します。
- 右手ボタン(色付き)の操作
- 上に重ねる地図は、右側の色のついたボタンで切り替えます。押しっぱなしにしている間のみ表示されます。
- 黄色のボタンは「土地利用図」、青色のボタンは「明治時代の低湿地」、緑色のボタンは「地形治水分類図」、赤色のボタンは「相対標高図」です。特に相対標高図は計算に時間がかかることがありますので、気長にお待ち下さい。
- 右側アナログスティック
- いろいろな年代の空中写真を連続して表示します。
- まず12時方向にスティックを倒し、ゆっくりと時計回りに回転させてください。12時から6時までは新しい地図から古い地図に、6時から12時までは古い地図から新しい地図へと変化します。
- 真中部分のボタン
- 左にあるものが指やマウスドラッグで描かれた線を消すボタンです。
- 右側のボタンを押すと、まいたいタッチで表示されている同じ緯度経度の情報を引き継いだ「重ねるハザードマップ」へのリンクを生成します。
- 画像を重ね合わせる機能
- 実験的に、画像を地図上に重ねるモードを今回配布しているバージョンに含めています。
- 表示させるにはLTボタン、消去するにはLBボタンです。
- 江東区が公開している「大雨浸水ハザードマップ」をPNG形式に変換したものを重ね合わせています。
- 起動時の地図位置を設定する方法
- 運営者向けの機能です。
- 実際に展示などで用いるときのための隠しコマンドが存在しています。
- 「RTボタン」「LTボタン」「線を消すボタン」の3つを押すと、次回起動時に現在の表示されている位置で地図が起動します。各地でお使いになるときに、このコマンドを使い地域を設定しておくと、次回からも同じ位置で起動するため、運用が楽になります。