「フィンランドで働くには？研修会」に参加＠23日目

はじめにお断りしておきます．今日のネタは，まじめなネタオンリーです．ボケとか面白い写真を期待されている方は，間違いなくがっかりされますので十分にご注意ください．

TaiKの方から「こんなセミナーがあるんだけど，無料だし行ってみない？」と薦められたセミナーがあった．それが「フィンランドで働くにはセミナー」というものだった．もちろん原題はもっとちゃんとした題名だったが，雰囲気的にはそんな感じ．

なんと朝8時30分から16時30分まで「みっちり」つまっているハードな（少なくとも怠け者の私には修行のような感じ）セミナーだった．

しかし，「コーヒー，お茶，ランチ，おやつが無料で提供されます」という一文が目に留まり，参加することを決めた．

会場は今住んでいるアパートからバスで3分ほどの，本当に近所．いつも買い物をしている大きなスーパーの前だった．8時30分からということで，余裕を見て8時前にバスに乗り，8時ちょっとすぎに（本当に3分ほどだったので）現場に着いた．

ここからが一苦労．会場の建物を見つけたはいいが，Building Bのroom12を探す必要がある．受付で質問しようとしたら，おばちゃんがずっと受付の人と相談している．「何をこの人は相談しているのだろう，いい加減に話を切り上げてほしいなぁ．．．困ったなぁ」と思っていたら，なんとその人が今日の講師だった．「あなたはこの参加者ですか？」と質問されたので「ええ，そうです．よろしくお願いします」と笑顔で切り返した．とっさの笑顔が役に立った．

講習内容は，フィンランドの文化の説明から始まるのか，と思っていたが，Trompenaar(トロンペナー)の文化的次元やHofstedeの話を学問的に理解するところから始まった．なかなか本格的だった．いや，ちょっと待て，かなり本格的だった．

頭から煙がモクモクと出ているのが自分でもわかった．火災報知器がなってしまうんじゃないかと心配したぐらいだ．何より難しいのが，やっぱり「単語」．これを知らないとまったくそこから先が進まなくなる．iPod touchにいれていた「i英辞郎」を引きながら授業を聞いていたが，単語のレベルが「８」とか「９」とかのレアな単語が連発していた．いやー大変だった．

そうそう，出席者だが世界各国から参加していた．日本人は僕のほかに3名の方が参加されていたが，あとは中国，ロシア，パキスタン，イラン，ポーランド，チェコ，ドイツなど世界各国からの留学生や研究者が参加していた．

ま，講義の内容はともかく，面白かったのが他の人との交流．僕のへたくそ英語でも，なんとかコミュニケーションを取ることができた．リスニングはまだ大変だが，そんなことをいってらんない．もうただひたすらに話して，聞いて，「ああ伝わらない，もう俺はだめなやつだ」と落ち込み，それでもまた話す．．．．というサイクルを繰り返すしかないだろうと思った．

ま，それはともかく（ともかくかよ！），おやつがおいしかったので，また明日もがんばろうと思った．

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@onakaponpon