また英語で泣く@30日目

文字通り,本当に泣いた.悔しいことと,自分のふがいなさと,伝えられないもどかしさと,勉強して困難を乗り切ってやろうという決意とか色んなものが,一気にこみ上げてきた.研究室で一人泣いた.36歳男泣き.

午前のワークショップ.アイデアを出すのは得意なのに,それを説明しなくちゃいけない.でも焦る.こちらの人は穏和な人が多いので「何へたくそな英語でしゃべってるの」なんて思っていないかもしれないが,それでも申し訳なくて焦る.そうなると何を言っているのかわからなくなる.余計焦る……という負のスパイラルに落ちる.

午後のミーティング,それでも英語で撃沈.「このディスプレイは自分で光るのです」と言いたくても,なんということか「光る」という動詞がわからない.This display greams by itself.とでも言えば良かったのだろうが..その場で出ないと意味がない.

夕方の授業(今日はホントにめいっぱいだった)では,プレゼンが課せられている.今日のここまでの撃沈ぶりで意気消沈していたので,この授業を受講するのを辞めようかと思っていた.学生じゃないから単位を取ることができないので,心の中では80%ぐらいやめようと心に決めていた.

そのことを下手くそながらも口にすると,担当教員は「それは自分がきめることだよ.やめるのは簡単けど,そうすると先に行けないよ」と答えてくれた.

確かにそうだ.確かに大変だけど,常に僕はそうしてきたじゃないか!と思い,猛勉強しようと決めた.

だって,そうするしかないから.

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また英語で泣く@30日目” に対して5件のコメントがあります。

  1. がべ より:

    英語、もどかしいですよね。
    私もよく海外ではしゃべりたい言葉が出ないときは、
    筆談・絵での説明など駆使したことがよくあります。
    あと前もってしゃべりたいことをメモっていたり。
    なので、その頃のノートには絵と英語原稿が多いです。

    ついつい(かっこうよくしゃべろう)と思ってしまうけど、
    (とにかく伝えよう・理解しよう)と思って開き直ったのが
    良かったなって思います。

    Break a leg!

  2. Emiko Szasz より:

    がんばれーーー!!!

    光るって、分からなければ
    Like the sun でも Like the star でも何でも使っちゃってください。

    欧米の方って『もがく』ということを
    意外と評価しているみたいです…

  3. おーば より:

    お久しぶりです。いやー佐野さん本当に外国に行ってたんですねー。
    簡単に言葉が通じるぐらいなら日本にいるのと一緒ですよー。
    焦らず、簡単な単語で、最後は「何でお前らわかんねーんだ?」の
    開き直り精神で気楽にやっちゃってください。

  4. izumi より:

    最近流行の英会話学校ではなく、
    さぬうさんのように現場に飛び込まなければ、
    生きた英語を話せるようにならないような気がします。

    今しか出来ない貴重な経験をされていると思いますので、
    あきらめずに頑張ってください!!

  5. Akira より:

    がべさん>貴重な体験談ありがとうございます.本当に「開き直り」って大事だったなと思います.「こちとら母国語は日本語じゃぁぁぁあ」という感じで話してみました(笑).それが功を奏したようです.ありがとうございました.

    Emikoさん>「もがく」ってネガティブな意味に捉えていましたが,なんとか改善しようというポジティブな姿勢でもあるんですよね.それに気づきませんでした.わからなかったら,相手が「もうごめん,勘弁して……」というぐらいまで粘ってなんとか伝えてみようと思います.どうも僕は焦ってしまうのが悪い癖のようですので…….

    おーばさん>コメントありがとうございます.本当にフィンランドにいますよ(笑).簡単な単語って,意外に理解していなかったことに気づいたので,今はコーパスを見直して,漏れていたところを補修中です.開き直ってバンバンぶつかっていこうと思います!

    izumiさん>かなり荒療治な英語の勉強法ですが,たぶん僕にはこれが一番向いていたのだと思います.毎日強制的な「英語漬け」ですね.逆デーブ・スペクターを目指してがんばってみたいと思います(笑)

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