風邪が治らず,失敗もするが..@37日目

Lokki

相変わらず風邪は治らない.ちょっと悪化したかも.

今日は朝から昼までワークショップ.金曜で終わりなのでがんばらないといけない.喉痛い,頭痛い...けど今日休むと相手の女の子に迷惑をかけることになるので,老体に鞭打って出席したが....

ま,なんとか乗り切った.

続いて,ええと,何してたっけ?頭が痛くて朦朧としながら研究室で「何か」をしていた....あ,3時からの授業に備えて準備をしていた..ような気がする.

3時からの授業は,おそらく日本語で聞いてもわからないような高度な内容をやっている.視覚とは何か,映像化とは何か,哲学的な内容から医学的な内容におよび,しかも毎回プレゼンテーションという,涙が出そうなぐらい厳しい授業だ.

正直「もののはずみ」で受講した科目ではあるが,もう今の段階でドロップアウトすることは許されない(他の人に迷惑が掛かるから).

今日も思いっきりミスをしてしまい,まったく別の相手にコメントをしてしまった..しかも,相変わらずわけのわからない英語で話し,なんともバカなことを話しているんだろうな俺...と思い,惨めとも恥ずかしさとも違う,何とも言いようのない複雑な気分になった.もっと英語が話せたら,,,本当に今はそれだけが悩みだ.

でも(多分お世辞かと思うけれど...フィンランドの人ってお世辞を言うのかな?)プレゼンの後で,質問をした相手の人が「面白い意見だった,ありがとう」とお礼を言ってくれた.少なくとも幾分かは通じているみたいだ.しかし,本当の意味での会話になると,もうわからなくなってくる.

正直なところ,授業中に,どうやったらこの授業を途中でやめることができるのか,逃げようか,どうしようか,どうしよう..そんなことばかり考えてた.そんなに僕は強い人間ではないみたいだ.

...と思う心が半分,あとの半分は「どうせ母国語は英語じゃねぇんだから,間違ってもいいし,恥ずかしい思いをしてもいいし,もうどうだっていいや!」という気持ちがあり,これらがずっと授業中にせめぎあっていた.

まるで小学生時代のバス旅行で「リバース」してしまうか,踏みとどまるか,という精神状態の修羅場にも似ており,誰を相手にしているわけでもなく,自分の心の中での勝負ばかりしていた.

結局,そんなことをしてても疲れるだけなので,とりあえず恥ずかしい目にあっても,そんなこと知ったこっちゃねぇから,いずれにせよ逃げないようにしようと思った.これが今日の時点の決意.

数年後にこの日記を読み返し,このときの踏ん張りがあってよかったなぁと思えるようにするつもりだ.

とりあえず,今日は早く眠るつもりだが,視覚神経関連の用語だけは復習してから寝る.でも,ああ,なんて日本語で文章を書くのは楽なんだろう.言葉を使って表現するってこんなことなんだ!!と心に羽が生えたような気分になる.もちろんこれに甘んじていたらダメなんだろうけど.

でも,でも,ひょっとしたら,単語力を増やして,英語でのプレゼン技法をマスターすれば,この授業もついていくことができるんじゃないかと,ちょっとだけ希望が持てた.

追記:書き終えた後,この日記を読み返したら,なんとなく機械翻訳っぽい文章になっていることに気付いた.これは頭の中の言語回路が変わり始めている証拠か??(ちょっと誇張)

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