雪の中をチャリンコで行く

雪の中をチャリンコで行く

昨日から、福岡地方は大雪注意報が出ていますが、空振り状態。
今朝も雪が降り積もっていることを期待して、シャッターを開けたら、庭は枯れ草色。
がっかりしながら、駅までは自転車で行こうと決め、支度を整えた。
家を出ようと外を見たら1時間前と様子が違う。

みぞれに近い雪がじゃんじゃん降っているし、近所の屋根も道路もうっすら雪化粧。
ウキウキした気持ちがこみ上げつつも時計を見て、「げっ、バスないじゃん!」と慌てる。

自家用車だと滑るだろうし、歩いていくと電車の時間に間に合わない。
こうなったらチャリンコ!

雪は止む様子がないし、路面はビチャビチャの状態。
不安はあるけれど、高校生のとき、最寄り駅から高校まで雪道道路を自転車通学した経験があるから何とかなるだろうと決心。

何の跡もない道路を進むのは気持ちが良くて鼻歌も。
ダウンジャケットのフードが視界を狭めるので気をつけて進んだ。
長い下り坂は、吹雪の中をスキーで滑っているような感覚だった。

無事、駅についたとき、ジャケットやマフラーに雪が積もり、わたしはちょっぴりスノーマン。
けれど、気温も少し高めで霙(みぞれ)に近い雪だから、すぐに溶けてビシャビシャ。
雪国の雪よりチベタイ…。