むかーし、GmailをThunderbirdで受信していたことがあるのですが、そのときはIMAP方式のみでした。
IMAP方式は同期しやすいという点で便利ですが、私には重たいという印象でして、直接ブラウザなどでgmailを閲覧したほうがラクかも、と遠ざかっていました。
今回は、gmailに転送していた過去のメールをダウンロードしたかったので、再び設定することにしました。
驚いたのが、POP3ができるようになっていること!
なんて素晴らしい。
GmailとThuderbird、それぞれの設定が必要
設定そのものはそれほど難しくありません。
Gmail側の設定
Gmailヘルプ:IMAP と POP3 の開始方法
https://support.google.com/mail/troubleshooter/1668960?hl=ja
Gmail側でのPOP設定方法
http://synclogue-navi.com/thunderbird-gmail-pop#smoothplay1
下のリンクのほうが、画像付きでわかりやすかったです。
わたしは、過去のメールをPOP3で受信したかったので、「すべてのメールでPOPを有効にする」にチェックを入れて、設定を保存しました。
Thunderbordの設定
アカウントの追加で、Gmailのアカウントを追加すればいいだけです。
Thunderbird側でのPOP設定方法
http://synclogue-navi.com/thunderbird-gmail-pop#smoothplay2
こちらのページは、Windows画面ですが、Macでも基本的には同じ。
いつものメールアドレス設定と同じなので、難しくはありません。
あれ??何度やってもエラーになる
アカウントもパスワードもコピーして貼り付けているから間違いはないはず。
試しにIMAP方式で設定しても、パスワード認証エラーになりました。
Thuderbirdで自動で設定されるPOP3/SMTPサーバは「〜.googlemail.com」、Gmailヘルプでは「〜.gmail.com」となっていたので、そのせいかと思って両方試したけれど、結果は変わらず。
Google先生であれこれ検索して調べてみたら、Google側のセキュリティが原因とわかりました。
メーラーからGmailへの接続時に認証(パスワード)のエラーが生じる場合の対処方法
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1409/03/news109.html
この記事が、役に立ちました。
『原因その1――「安全性の低いアプリのアクセス」が無効になっている』で、解決しました。
ローカルに保存されていないメールを受信した後は、Gmailから受信するつもりはないため、「安全性の低いアプリへのアクセス」を「有効にする」にしてThunderbirdのアカウント設定を行ったところ、見事に受信できました。
※ちなみに、POP3/SMTPサーバは「〜.googlemail.com」「〜.gmail.com」のどちらでもOKのようです。
PC本体が壊れてデータが破損することを考えると、Gmailアドレス宛にメールを転送しておくことを強くオススメします!