年末年始のお休み中に、十二国記『白銀の墟 玄の月』を読み終わりました。
早々に、ざっと読んで、結末を知った上で、じっくり読みました。
「めでたし、めでたし」「天命で定められた軌道に戻った」ってことで、私は満足しています。
驍宗の登場シーンはそれほど多くないし、本人のセリフも多くないのに、阿選のモノローグや驍宗麾下の語りから浮かび上がってくるのが、興味深かったです。
驍宗が騶虞を捕らえるシーンは、泰麒が饕餮(とうてつ)を折伏するシーンと重なりました。
官吏や将軍とその麾下のことをおさらいしたいので、 戴国が舞台となる作品を読み返したいです。
それを読んだ上で、『白銀の墟 玄の月』を読みたいですね。