ヘルシンキに戻って、いよいよ出国

ヘルシンキに戻って、いよいよ出国

朝食は昨日残してあったパンで済ませました。
昨夜は充電をしておかなかったので、朝から大変でした。
ダンナは撮ってきた写真をiPodに移して…時間がないから一部しかコピーできなくて、コピーした分だけ消去したつもりが、コピーしてない写真まで消去して落胆。
容量あるなら、無理してコピーしなくていいものを。
informationで残っていたクローネをユーロに両替しました。(円には両替できなかった)

荷物をパッキングし終わると、スオメンリンナが見えてきました。
荷物を持って乗船口近くの甲板にでると、懐かしい光景が目に入りました。
ヘルシンキ大聖堂と周囲の建物。
きれいだなぁ。

Img_1695
ヘルシンキは今日もいいお天気。

船が着岸しているとき、カモメ(lokki)がたくさん飛んできました。
カモメは釣竿で釣るらしい。

ふたたびヘルシンキに戻ってきました。
船を降りたあと、トラムで中央駅に向かいました。
コインロッカーにスーツケースを入れ、郵便博物館へ。
はっきり言って期待していませんでした。
日本の郵政公社が作りそうな博物館を想像していたら、教育に役立ちそうな郵便の歴史を等身大の人形や実際に使われた道具・乗り物といっしょに展示してありました。
英文表記があったので、展示の内容はある程度わかりますが、別に読めなくても楽しめます。
自転車に乗って郵便配達をするというバーチャルゲームもあり、熱中しました。

次にお隣の国立近代美術館に行ったら、今日は展示はお休みとのこと。
展示物の入替えだったのかもしれません。
休館日ではなかったので、ショップは開いていました。

仕方なく、国会議事堂の先にある国立博物館へ。
途中、公園のベンチでリンゴをかじりました。
こっちのリンゴって小さめだけど、甘さとすっぱさがちょうど良くて気に入りました。

エネルギー充填完了で、国立博物館へ。
そんなに期待していませんでした、ここも。
けれど、館内は広いし、展示物も多い!
1~2時間では見て回れません。
見ていて感じたのは、石器時代~定住までの出土品は日本と極めて似ていること。世界的に見ても、この時代は共通性があるのかもしれない。

おなかがすいたので、お昼ごはんを食べに、ふたたびネパール料理屋へ。
ダンナはここのカレーがずいぶんと気に入ったようである。
おなかもいっぱいになったところで、余裕を持って空港に着きたいので、中央駅へ移動。

まずステーションサービスに預けておいた大きなスーツケースを引き取った。
なんと!料金は最初に払った2ユーロだけでOKだった。
もっと預けておくと追加料金が発生するのかもしれないが、地下のコインロッカーが3ユーロだから、こっちのほうがお得!
地下のコインロッカーでスーツケースを取り出し、スーツケースを開けて荷物を整えていると、近くで同じようなことをしていたおばちゃん旅行者2人組から「あら、お店ね。こっちもそっちも」と話しかけられた。

エアポートバスはすいていたし、道路もフィンランドに到着したときのような混雑はありません。
時間通りに空港に到着しました。
空港に到着してすぐに、ダンナはシャツを着替えにトイレへ。
ヴァンター空港のカウンターは、右から左までほとんどFinnair!
う~んすごいぞ。

ダンナが戻ってきたので、チェックインの列に並びました。
帰りの飛行機もすいているといいなぁ。
特にやりとりもなく、スムーズにチェックイン。
ただし、セントレアからの便は手続きができないから、セントレアでやってねと言われた。
当然ですな。

身軽になり、もう思い残すことはないので、さっさと検査場を通過。
セキュリティチェックは厳しくて、生まれて初めてボディチェックを受けました。
ダンナはリュックに入れていたお酒がひっかかりました。

時間はたっぷりあったので、ストックマンのショップを物色して、買っちゃいました、イッタラ。
ユーロ高なので、日本で買うのと同じくらいの価格になると思うけど。
搭乗口に向かって歩いていくと、PassportControl出現!
いやぁ、ここにあったのね。
大阪や成田に行く便も同時間帯に出発するので、日本人が多いわぁ。
ツアー客なのでしょうね、きっと。
PassportControlを過ぎたあとがもっとすごかった。
搭乗ゲートの近くは日本人ばっかり。
セントレアで待っているときよりも多いのでは?

出発までの間に残っていたユーロを日本円に換えました。
カウンターでは中国人が何やらもめている様子。
両替窓口はここにしかないのに…待たされて、ようやく両替ができました。

飛行機は行きよりも混んでいたけど、貧乏ビジネスを実行できました。
快適♪