ヘルシンキ滞在 2日目

ヘルシンキ滞在 2日目

朝4時に目が覚めました。
日本時間だと午前10時なので仕方がありません。
ダンナも起きていました。
少しおなかがすいたので、昨日スーパーで買ったカレリヤパイとバナナを食べました。

明るくなるのを待って、近くのトーロ湾に散歩に行きました。
私たちは寒くて防寒着を着てたのですが、すれ違う人の中にはTシャツ&短パンでジョギングしている人がいました。

アパートで朝食を食べたあと、中央駅まで歩きました。
ソコス、フォルム、ストックマンなどのお店やデパートを見てまわりました。
ストックマンの中にあるカフェではコーヒーがセルフなのに2ユーロでした。高い!
ストックマンでお昼ごはん用のお惣菜とパンを買って帰りました。
握りずしもパック詰めでありました!(どんな味だろう??)
ストックマンでは「ロンドンフェア」をやっていて「なんかねぇ…」とダンナと苦笑いをしました。

お昼ごはんを食べました。
「パンはおいしくない」と聞いていたけれど、ホントにおいしくないです。
食べられないことはないけれど、クセが強くて…。
ジャムがたっぷり載ったデニッシュはジャムがこってりと甘くて、食べるのがつらかったです。
レンジで温めるカレリヤパイがおいしく感じてしまう!
ふわふわのしっとりしたパンが食べたい!

午後、Kさんが車で迎えに来てくれました。
ヘルシンキ市内の郊外の島に家があって、日本で言うと高原の別荘地のよう。
あいにく天気が悪く、とても寒い日になったけれど、これからサウナに入るのだから全然気にしません。
「家は築100年以上だからボロいよ」なんておっしゃっていたけれど、中に入るとそんな雰囲気は全くなく、ゆったりとしていて快適でした。
平屋の建物を2家族でシェアしているけれど、Kさん夫妻の居住部分だけで我が家よりも広いかも。
また玄関ポーチには夕涼みできるようなスペースがあって、日没の遅い時期にはここでのんびりとするのもいいなぁと思いました。

母屋の向かいにサウナ小屋があって、これが想像していたよりも広い!
フィンランドでは、家を建てるとき、最初にサウナ小屋を作るのだそうです。
それだけ重要であり神聖なものだそうです。
サウナ小屋の内部は4つに仕切られて、一番奥に薪ストーブが置かれたサウナ部屋がありました。
あとは、シャワールームと着替えや休憩のできるベッドルーム、エントランスがありました。

まずは薪を燃やしてストーブの上の石を熱します。
お茶を飲んだり、話をしたりして待つこと1時間。
準備ができたので、入ってきました。
わたしは疲労と時差と寒さで体調をやや崩していたので、体を温める程度にしました。

サウナは原則ハダカ!
水の入った桶があるので、ストーブの上の石に柄杓で水をかけます。
すると室内が一気に蒸気でいっぱいになり、体から汗が吹き出ます。
空気が非常に乾燥しているので、この湿度がウレシイ!
個人差はあるけれど、あまり無理をせずに、こまめにシャワーを浴びたり、水分を摂ったりしながら、じっくりと温まるといいです。
よく湖に飛び込むシーンを目にするけれど、この日は寒かったから、外に出るだけで、火照った体を冷やすことができました。

サウナから出たあと、母屋のソファに横になって、ひと眠りしました。
1時間ほど眠ったら、気分はかなりよくなりました。

夕ごはんは、マッシュポテトとサーモンのオーブン焼き。
これがおいしいのなんのって。
おいしくないパンばかり食べていたので、わたしもダンナもモリモリと食べました。
デザートは焼りんご。
アツアツのりんごにチョコレートアイスとホイップクリーム。
シアワセー!
チョコレートアイスは、前日、スーパーで私たちが買ったもの。
ところがアパートには冷凍庫がなかった!
そこで、Kさん夫妻に託したのです。
最もポピュラーなペンギンのマークのINGMANのアイスクリーム。
おいしい!

楽しい時間はあっという間に過ぎて、帰りはタクシーで帰りました。
帰りのタクシーは恐かったです。
スピードはかなり出ているし、暗いし…なんとか無事にアパートに到着しました。