最後はいぶたまに乗って帰る(3日目)

最後はいぶたまに乗って帰る(3日目)

鹿児島の旅、最終日です。
指宿に来たからには、砂蒸し温泉を体験したいから、朝イチで砂蒸し会館「砂楽」(さらく)に到着できるように、フロントにタクシーを頼んでいたのに、予定の時刻になっても来ない!

ホテルかタクシー会社で連絡ミスがあったらしく、結局ホテルの方の車で送っていただきました。

営業開始時刻になると「砂楽」のフロント前には10〜20人程度の行列。
フロントで、利用料金を払って、浴衣・バスタオル・フェイスタオルを受け取って、更衣室へ。
キャリーバッグなどの荷物は、コインロッカーがあったので預けることができました。

裸の上に浴衣を着て、フェイスタオルと撮影用のスマホだけ持って、いざ砂浜へ。
着替える前に待ち合わせ場所を連絡しておかないとダメですね。

砂楽

あいにくの雨模様だったので、屋根付きのスペースで初・砂蒸しです。
浅く掘られた砂の上に横たわると、頭に巻いたフェイスタオルや浴衣を軽く整えて、お兄ちゃんまたはおばちゃんが、手際よくスコップで周りの砂を乗せていってくれます。

スマホやカメラはグループに1台であれば、砂蒸し中のところを撮影してもらえます。
砂や水がかからないように、ちゃんと袋にいれておいてくれます。

砂蒸し中

土葬されたらこんな感じなのかな。
最初のうちは、足や腕に砂の重みをずっしりと感じます。
重みが気にならなくなってくる頃には、汗が出てきます。

横になっている場所からはどこからでも壁にかけられた時計が見えます。
10分を目安に、ということでしたが、15分ほど楽しみました。
起き上がるときは、手や足を動かして、自分の力で砂をどけて起き上がります。

建物に戻ったら、浴衣を脱いでシャワーブースで砂を流し落として、そのまま、浴室へ。
体を洗ってから湯船に浸かります。

いい汗かきました!

砂蒸し会館から指宿駅までは路線バスで移動。
指宿駅から鹿児島中央駅までは「指宿のたまて箱」に乗ります。

指宿のたまて箱

外国人旅行客(特に韓国人)が多くて、乗車マナーを知らない方が多くて、イラっとしました。
5〜6年前来たときは、静かで良かったのに。

車窓の景色は、前日、来る時に楽しめたから、今日は楽しみにしていた「いぶたまプリン(黒ごまプリン)」をいただきました。

いぶたまプリン

やっぱりおいしいです。

車内販売が外国人旅行客のほとんどが乗っている車両から全くやってこなくて、結局、買いに行くことに。
人気がありすぎる観光列車も困りものですわ。

無事に鹿児島中央駅に到着して、改札から新幹線ホームに向かう通路を歩いていると、なぜか壁のポスターに向かって写真を撮る人が大勢。

西郷どん ポスター大河ドラマ「西郷どん」の大きなポスターですが、なんと主演の鈴木亮平さんのサイン入りでした。
わたしもパチリと撮っちゃいました。