3日間歩くことが多くて、わたしもダンナもお疲れモード。
街歩きで少し慣れたので、今日はトラムに挑戦することにしました。
午後からスオメンリンナに行くので、1日乗車券を買いました。
お昼ごはんも兼ねてマクドナルドで食べたのですが、まあまあおいしかったです。
パンも普通だったし。
日曜日のヘルシンキ市内はとても静かでした。
街全体が休日という感じでした。
お店はお休みのところもあるし、営業しても午後からとか、早い時間に終わるとか、日本では考えられません。
でも、こっちのほうが普通のような気がします。
休日は家族一緒に過ごすようです。
いよいよトラムに乗車。
街を見たかったので、循環している3Bか3Tに乗ることにしました。
ぽかぽか陽気が気持ちよくて、ダンナはウトウト。
動物園の近くを通ってアパートの間を通って…のんびりと楽しかったです。
オリンピアターミナルのそばも通って(シリヤライン大きい!キレイ!)マーケット広場近くの停留所で下車。
マーケット広場はにぎわっていたけれど、おみやげ物を扱っているお店が半分くらい。
こんな暖かい日に毛皮の帽子やコート、敷物をなどを見ても欲しくない。
食べ物屋さんはにぎわっていました。
スオメンリンナに行くなら、ここで水とフルーツを買ってでかけるといいです。
船の乗り場で15分ほど待ちました。
2階のデッキはオープンになっていて、寒くない日は周りの景色も楽しめていいですね。
スオメンリンナはあまり大きい島ではないと思っていたら…広い。
900人くらいがここで普通に暮らしているそうです。
学校もあったし、洗濯物や布団も干してあったし。
世界遺産で暮らしているのか…。
ビジターセンターにはあちこちの言語のパンフレットがありました。
なんと日本語のパンフレットもありました!日本語で読める、理解できる、うれしい。
トイレ休憩や待ち合わせの場所にしても良いと思う。
主要な場所を見て回ったあと、夕方前に船に乗って本土(?)へ戻りました。
あまりに喉が渇いたので、すぐに水を買って飲みました。
ふぅ、おいしい。
アイスクリームが食べたかったけれど、マーケット広場近くの屋台は閉まっているし。
そこから歩いて、ヘルシンキ大聖堂へ向かいました。
パンフレットやガイドブックなどで、階段に人がびっしりと座っている写真を目にしていたけれど、実際目の前にして、あれだけ大勢の人が座れると実感。
階段の正面にベンチがあって、そこに腰かけると、真正面から青空に映える大聖堂を眺めることができました。
すごいなぁ。
ヘルシンキ大聖堂で大きいと思ったけれど、「これはまだまだ小さいほうだよ」と。
ドイツのケルン大聖堂はもっと大きいそうな。
大聖堂の横にはヘルシンキ大学があるのですが…普通の官公庁かアパートのような出入口。
「ほんとに大学?」と思いました。
日本のように、正門があって広い敷地があって…とは大違いです。
イッタラ(iittala)のコンセプトショップがあるから行ってみたら閉まっていました。
日曜日だし、仕方ないか。
それで、デザイン博物館に向かおうと公園通りを歩いていると、アイスクリームを売っているキオスク発見!
2ユーロのチョコとバニラのミックスされたソフトクリームを買ったら…ウチのダンナよりも体格の良いソフトクリームが出てきました。
コーンからはみ出たクリームが今にも落ちそう!
2人で1個にしておいて良かった。
味はシアワセな気分になるおいしさです。
クリームはコーンの中にもたっぷりと入っていました。
エネルギー充電完了で、がんばって歩きました。
デザイン博物館の今回の展示はiittalaでした!
やったぁ。
特にアアルトを作る工程をビデオで紹介していたので、iittalaを見学したような気分でした。
アアルトなど、独特のガラス工芸品は、吹きガラスで少し膨らませたらすぐに型に入れて作るのね。
今は金属の型だけど、昔は熱に強い丸太をくりぬいた物を使っていたらしい。
アアルトの縁などの仕上げはすべて手作業です。
その作業を見ると愛着が湧いてきます。
「どうやって作るんだろう?」というガラス工芸品が多数ありました。
奇をてらった作品はなく、シンプルだけど温かみもやわらかさもあって、見ていてシアワセな気分になりました。
おみやげにガラス工芸品もいいなぁと思いました。
すっかり疲れた私たち2人は、トラムに乗ってアパートメントホテルの最寄駅で降り、スーパーで電子レンジで温めるだけの食事を買って帰りました。
ベッドに横になるとあっという間に眠ってしまいました。