ヘルシンキ滞在 4日目…トラム初体験

ヘルシンキ滞在 4日目…トラム初体験

3日間歩くことが多くて、わたしもダンナもお疲れモード。
街歩きで少し慣れたので、今日はトラムに挑戦することにしました。
午後からスオメンリンナに行くので、1日乗車券を買いました。

お昼ごはんも兼ねてマクドナルドで食べたのですが、まあまあおいしかったです。
パンも普通だったし。

日曜日のヘルシンキ市内はとても静かでした。
街全体が休日という感じでした。
お店はお休みのところもあるし、営業しても午後からとか、早い時間に終わるとか、日本では考えられません。
でも、こっちのほうが普通のような気がします。
休日は家族一緒に過ごすようです。

いよいよトラムに乗車。
街を見たかったので、循環している3Bか3Tに乗ることにしました。
ぽかぽか陽気が気持ちよくて、ダンナはウトウト。
動物園の近くを通ってアパートの間を通って…のんびりと楽しかったです。
オリンピアターミナルのそばも通って(シリヤライン大きい!キレイ!)マーケット広場近くの停留所で下車。

マーケット広場はにぎわっていたけれど、おみやげ物を扱っているお店が半分くらい。
こんな暖かい日に毛皮の帽子やコート、敷物をなどを見ても欲しくない。
食べ物屋さんはにぎわっていました。

スオメンリンナに行くなら、ここで水とフルーツを買ってでかけるといいです。
船の乗り場で15分ほど待ちました。
2階のデッキはオープンになっていて、寒くない日は周りの景色も楽しめていいですね。


良い天気のスオメンリンナ島

スオメンリンナはあまり大きい島ではないと思っていたら…広い。
900人くらいがここで普通に暮らしているそうです。
学校もあったし、洗濯物や布団も干してあったし。
世界遺産で暮らしているのか…。

ビジターセンターにはあちこちの言語のパンフレットがありました。
なんと日本語のパンフレットもありました!日本語で読める、理解できる、うれしい。
トイレ休憩や待ち合わせの場所にしても良いと思う。

主要な場所を見て回ったあと、夕方前に船に乗って本土(?)へ戻りました。
あまりに喉が渇いたので、すぐに水を買って飲みました。
ふぅ、おいしい。
アイスクリームが食べたかったけれど、マーケット広場近くの屋台は閉まっているし。

そこから歩いて、ヘルシンキ大聖堂へ向かいました。
パンフレットやガイドブックなどで、階段に人がびっしりと座っている写真を目にしていたけれど、実際目の前にして、あれだけ大勢の人が座れると実感。
階段の正面にベンチがあって、そこに腰かけると、真正面から青空に映える大聖堂を眺めることができました。
すごいなぁ。
ヘルシンキ大聖堂で大きいと思ったけれど、「これはまだまだ小さいほうだよ」と。
ドイツのケルン大聖堂はもっと大きいそうな。

大聖堂の横にはヘルシンキ大学があるのですが…普通の官公庁かアパートのような出入口。
「ほんとに大学?」と思いました。
日本のように、正門があって広い敷地があって…とは大違いです。

イッタラ(iittala)のコンセプトショップがあるから行ってみたら閉まっていました。
日曜日だし、仕方ないか。
それで、デザイン博物館に向かおうと公園通りを歩いていると、アイスクリームを売っているキオスク発見!
2ユーロのチョコとバニラのミックスされたソフトクリームを買ったら…ウチのダンナよりも体格の良いソフトクリームが出てきました。
コーンからはみ出たクリームが今にも落ちそう!
2人で1個にしておいて良かった。
味はシアワセな気分になるおいしさです。
クリームはコーンの中にもたっぷりと入っていました。

エネルギー充電完了で、がんばって歩きました。
デザイン博物館の今回の展示はiittalaでした!
やったぁ。
特にアアルトを作る工程をビデオで紹介していたので、iittalaを見学したような気分でした。
アアルトなど、独特のガラス工芸品は、吹きガラスで少し膨らませたらすぐに型に入れて作るのね。
今は金属の型だけど、昔は熱に強い丸太をくりぬいた物を使っていたらしい。
アアルトの縁などの仕上げはすべて手作業です。
その作業を見ると愛着が湧いてきます。

「どうやって作るんだろう?」というガラス工芸品が多数ありました。
奇をてらった作品はなく、シンプルだけど温かみもやわらかさもあって、見ていてシアワセな気分になりました。
おみやげにガラス工芸品もいいなぁと思いました。

すっかり疲れた私たち2人は、トラムに乗ってアパートメントホテルの最寄駅で降り、スーパーで電子レンジで温めるだけの食事を買って帰りました。
ベッドに横になるとあっという間に眠ってしまいました。