術後7日目、いよいよ退院

術後7日目、いよいよ退院

朝4時に目が覚め、ベッドの中でゴロゴロしていました。
睡眠中の寝返りは無意識に痛みもなくできるようになりました。
自宅のお布団での寝起きも横向きで何とかできそうです。
起きたり立ったり座ったりした直後は内臓が動くのか、痛みとモゾモゾっとする感じがします。

 

看護師さんの朝の体調チェックがありました。
創部の状態は問題なし。体調もOKです。
移動時に血圧が下がりそうな気配はあるので、少し心配です。

 

朝ごはんを食べ終わって、歯磨きをしていると主治医がいらっしゃいました。
「帰宅したらゆっくり休んで、眠って」と言われました。
先生はこれから手術かしら?
お世話になりました。ありがとうございました。

 

その後、病衣室で薬剤師さんから退院後に飲むお薬を受け取りました。
看護師さんから退院の説明と入院・手術の請求書を受け取りました。
高額療養費制度を利用しているため、上限金額はあらかじめ計算していたくらいの金額だったけれど、個室のため差額ベッド代が上乗せされています。
そして、高額療養費制度は月ごとの計算になるため、今日の分(6/1分)は高額療養費の対象にはならず、3割負担。
高額療養費制度を利用して手術・入院をする場合、月をまたがない方が良いと言われていたので、注意しながら予定を組んだけれど、こればかりは仕方ないと思いました。

 

移動に備えて、痛み止めを飲みました。

 

荷物を詰めて、着替えました。
ウエストゴム入りのチノパンでよかったです。
それに、大きめTシャツを持ってきておいて良かったです。
腹帯をして、ふっくらしたお腹をすっぽり隠すことができました。
看護師さんに忘れ物チェックを受けて退出。

 

1階の窓口で支払い。
高額のため認証がスムーズに通るか心配でしたが、クレジットカードで無事に決済できました。

 

タクシーを呼んで、千早駅へ。
痛みなく車のシートに座れて、シートベルトもできました。
姿勢が安定すると、平気みたいで、振動による痛みもありませんでした。
幸い雨も降ってなくて、移動しやすかったです。

 

千早駅から電車に乗り換えて移動。
電車の揺れの方がおなかに痛みを感じました。
最寄りの駅に着くと、再びタクシーに乗って自宅へ。
久しぶりの家の中は思ったよりキレイでした。
でも、トイレの照明はつけたままだし、ゴミ箱にゴミ袋はセットされてないし、洗濯機の中の洗濯を干しに行ったら、除湿機は満水で・・・予想より多く動きました。

 

軽く昼ごはんを食べて、着替えて夕方まで布団で横になりました。
数日前はベッドから立ち上がることもできなかったのに、家まで帰ることができたのが信じられません。
人間の体はすごいな。

 

自宅療養や今後の予定を夫に説明して、夕ごはんを作って食べました。

 

1人の時にシャワーを浴びて倒れるのが怖いため、シャワーは夫が家にいる時間にしました。
スキントンテープが一部剥がれかかっていたため、部分的に剥がして、乾いてから貼り直しました。

 

家は静かで鳥の鳴き声がして落ち着きます。